安全衛生委員会の運営を軌道に乗せるには

本来あるべき運営を

50人以上の会社は安全衛生委員会(安全委員会、衛生委員会)の設置が義務付けられており、労使一体となって行う必要があると定められています。


労働安全衛生法に基づき、一定の基準※に該当する事業場では安全委員会、

衛生委員会(又は両委員会を統合した安全衛生委員会)を設置しなければな

らないこととなっています。

労働災害防止の取り組みは労使が一体となって行う必要があります。そのた

めには、安全委員会や衛生委員会において、労働者の危険又は健康障害を

防止するための基本となるべき対策(労働災害の原因及び再発防止対策等)

などの重要事項について十分な調査審議を行う必要があります。

安全衛生委員会を設置しましょう - 厚生労働省 より


介護施設では、衛生委員会というと、院内感染防止や褥瘡予防の取りくみに関する委員会を示すだけで、労働者の安全衛生についての対策がかならずしも計画的に行われているとはいえない事業所も、あるのではないでしょうか。


その理由には、日常業務に忙しいので社員の意識が伴わない、どうやって進めていっていいか分からない、などいろいろな事情があることでしょう。そこで、私たちの法人では、働くうえでの問題となりやすい腰痛に焦点をあて、作業環境管理、作業管理及び健康管理の3管理に、労働衛生教育を加えた4管理の、なかでも、労働衛生教育を担います。


まずは、経営者のみなさんに、腰痛予防対策プログラムを一定期間かけてしっかりと導入するのだと意思決定していただくことが大事です。そのうえで、健康づくり研修を実施します。そして、社員の健康意識を高め、労使一体で行う労働安全衛生対策の重要性を認識してもらい、安全衛生委員会の運営支援まで行います。


厚生労働省の委託事業で中央労働災害防止協会が各県で実施している、福井県の腰痛予防対策講習では、2015年から毎年、理学療法士のゆうこりんが腰痛予防体操実技を担当させていただいています。


そういえば、立ち上げ部隊…

よくよく考えてみると、理学療法士は、「立ち上げる」「歩かせる」のが根っからの仕事。立てなかった人が立てるようになり、歩けなかった人が歩るようになる。これらを叶えるために存在しています。


理学療法士である私の根っからの「立ち上げ部隊」としての気質がそうさせるのか、これまで、デイサービス機能訓練事業立ち上げ、介護保険制度の立ち上げ、介護予防事業の立ち上げ、フレイル予防事業の立ち上げなど、高齢者にかかわる事業の立ち上げ時期には、かならずといっていいほど関わってきています。


27年間、高齢者や障がいのある人のリハビリテーションや介護予防運動指導にたずさわってきましたので、労働者の高齢化に伴う健康増進、労働適応能力の向上、治療就労両立支援にも対応できます。


立ち上げといえば、運動やメンタルヘルスに関する勉強会やサークルを3つ立ち上げ、イベントも常に立ち上げています。立ち上げたものは、ときに仕組みを変え、姿を変え、いまも何かしら細く長くではありますが、続いています。


そうした場で知り合った医療、保健、介護分野の知人、友人からは、仕事の場面でも「勉強会で顔を知っていたので、地域でとても動きやすい」といった報告をもらいます。こうしたイベントは、多職種交流や連携のきっかけにもなっているようです。


これからもそうした学びの場を、ひきつづきさまざまな形で提供していきます!

イベント情報はこちらから→10秒ポーズ元気な未来の準備会 LINE ができました!


以下参考として・・・

参考:高齢者介護施設における 雇入れ時の安全衛生教育マニュアル - 厚生労働省

   社会福祉施設における安全衛生対策 - 厚生労働省

   介護労働者の安全衛生状況チェックリスト ... - 中央労働災害防止協会

   職場のあんぜんサイト:労働衛生の3管理[安全衛生キーワード] 

一生歩ける体をつくる10秒ポーズ健康法|福井のゆうこりん

介護や医療分野で働く女性の目線から、新しい健康法『10秒ポーズ』を開発しました。豊かで幸せで持続可能な未来のために世界に誇れる健康文化を福井から発信します。