自分の中心軸を取りもどそう

近ごろ、なんだかもう社会に適応しようとすることがそもそもの間違いなのではないだろうかと思います。陰鬱なムードには適応しない方がいいし、共感すらする必要もない。共感は自分と他者をしっかりと分けられる強い人じゃないと引きずられてしまうでしょう。共感するなら自分のリズムをちゃんと持っておくことにしましょう。これは、高齢者リハビリや介護で私が学んだことです。

 

高齢者リハビリや介護で私が心がけたのは、呼吸とリズムと姿勢です。共感した後はすぐさま内観し、自分の姿勢とエネルギーをぐっと上げ、心を強くもち、相手の方に笑顔や元気や希望を確認してから終了するよう心がけていました。負けない心と覚悟と体力が必要です。


理学とは自然科学のこと。理学療法士を「理学+療+法+士」と分解すれば、法律上の定義はともかくとして、物理学をふくむ自然界の法則、自然の摂理を応用し、癒し治しを行う者であるという意味になるんですね~日本語って深いですね~


気落ちする時間を一刻たりとも過ごしたくなかったら、いつもの癖で見てしまっている情報を遮断し、映像や言葉を忘れ去るくらい現実逃避をして、バーチャル空間でも山の上でも趣味でもいいから、幸せをかき乱すノイズから自分を隔離させればいいです。この世に二つとない自分の身を守れるのは自分なので


「ストレスは、涙か汗で流すといい」と、30代くらいのときに整骨院の先生が教えてくれました。あのころは、あくびも途中で止まってしまうくらい、体が緊張して、温熱療法も感じないくらい冷え切っていたのだけど、筋肉をつかって自分から体温上げていくと、気力が増すのを実感しています。


筋肉動かす!って言うと、運動がんばる辛いイメージになりがちだけど、10秒ポーズは10秒止まるだけだから、がんばらなくていい。それからたとえば、焚火をぼーっと見て、好きな音楽を聴きながら、火の番をするのも超癒しになるよね!緊急でも重要でもないことが心と体を癒してくれますよ。


自分の中心軸をとりもどす『10秒ポーズ』はこれ。リラックスできますよ。ガイドにそって正しく行えば、眠くなる人もいます。10秒ポーズの本では88pでご紹介しています。


2月15日(火)FM福井のラジオモーニングチューン(パーソナリティ堀内くみ子さんの番組)で、9時35分ごろから、放送でもお伝えしていきます^^