脳は、体に養ってもらっている

朝、鬼が岳に登ってきた。

今日は、太陽が隠れていたので、

夫に頼んで連れて行ってもらった。

標高533m。福井県越前市にある。


30分から、1時間もあれば

登れる山なんだけど、

休ませてもらえない傾斜が

最初から最後まで続くから、

自分を追い込みたい時にはぴったりだそう。 


私も今日は休まずに

追い込んでみました。

ヘナチョコだけど。


山頂では、まったりと

朝ごはんを食べているお姉さまたち。

山腹では、電動ノコギリ?の音がする。


何かと思えば、木材を運び上げ

休憩所の補修をしているお兄さま方。


完ぺきな憩いの場である。



「そろそろ、うちわパタパタおばさんも

 登ってくるよ。ほら、あの人」

馴染みの顔が何人もいるらしい。



山で夫と会話するときは、

ものすごく学びになる。

体はギリギリで、息があがって

ハイになっているから

好きなことがいえる。


「脳は、体に養ってもらっていることを

 自覚しないとね。

 体は自分のものと、

 みんな思っているだろうけど、

 食べて排泄するくらいは自分のタイミングで

 動かせるけど、ほとんどのことは

 自分の自由にはならない。

 自分で動かしているつもりだろうけど、

 違うんだ。

 パソコンで、手と脳を動かしているだけだと、

 体は満足できない。気持ち悪いはずだよ。

 健全なる身体に、健全なる魂は宿る。

 だから、放っておいては衰えてしまう体には

 負荷をかけて、いい状態に

 保っておかないといけないんだ」と、夫。


夫は、私よりも、

ちゃんと体のことを考えているし

なにより実践家である。


ちなみに、わたし。

下山途中に、木の根に足をとられて、

一回転してきました。


スキーでひっくり返って以来の、大転倒。

最近、スキーもしなくなったから、

久々に快感な身体感覚でした。