安全大会・労働衛生週間【講師をします】

講演テーマ

職場で転倒防止&腰痛予防!10秒ポーズで健康づくり



転倒災害は休業4日以上の死傷災害の中で最も件数が多く、全体の23%(2021年)を占めており、墜落・転落を含めると37%になります。転倒や慢性腰痛を防ぐためには、身体機能だけでなく、脳機能の低下を防ぐことも重要であることが分かっています。
滑る、つまずく、踏み外す。これら主要原因を回避するための取組は様々ありますが、当講演では『身体と脳機能向上のための運動実践のススメ』を中心に、実技を交えて楽しくお話をさせていただきます。特に転倒は、高年齢になるほど労働災害発生率が上昇します。女性の場合、60代後半は20代の約16倍の発生率です。高齢従業員率が高い法人さんや、転倒災害の割合が34%と高くなっている小売業や建設業の方におススメしたい内容です。
 
腰痛・転倒・ケガ防止に共通する身体機能向上に必要な要件をできるだけ分かりやすくご理解いただけるよう、理学療法士の観点から独自にまとめた『P・JFKの原則』をもとにお話いたします。

 
参考:転倒予防・腰痛予防の取組(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000111055.html