腰痛予防研修6ヵ月プログラム《社会福祉法人東陽会 様)

社会福祉法人 東陽会(ことぶき荘・おしどり荘) 


ご担当者  杉本 優一 様


これまでは腰痛予防というと、移乗介助の方法や業務の調整ばかりに目がいきがちで、職員自身が体のメンテナンスをすることまでは意識が行っていませんでした。研修導入当初は、腰痛改善が主な目的でしたが、6ヵ月間集中して取りくむことで、「みんなで改善しよう」という、会社全体としての雰囲気ができあがり、何かしら真剣に取り組む機会になりました。


「腰痛緩和した」という人が増えて実際に効果があっただけでなく、時間がかからず、場所もとらず、運動が苦手な人にも取りくみやすい10秒ポーズという方法を教えてもらったことで、作業のあいまに体を守る体操をするのがあたりまえという雰囲気ができあがり、「あ、あの人体操やっているわ」「私もやるわ」と言いうポジティブなとらえ方ができる人が増え、作業のあいまのセルフケアも、まわりの目を気にせず遠慮なくできるようになりました。


今まで利用者目線で行っていた安全衛生の取組みだけでなく、職員目線で「廊下に危険なところがないか?」「電灯はついているか?」など、意識の向上も得られています。

これからも、腰痛だけでなく、職員が安全で、安心できて、心地よく働けるような環境づくりをしていきたいです。